産後

産後の骨盤矯正はいつから始める?骨盤矯正のやり方は?

投稿日:

adobestock_98792596

無事、出産が終わってみると、妊娠前と同じ体のコンデイションに、戻れないと感じていらっしゃる方は、多いのではないでしょうか?赤ちゃんがお腹にいる間は、出産後はどんなに身体が楽になるだろうと期待していたのに…と、自分の体調管理に苦労されていることと思います。

出産後には、胎盤が剥がれて受けた子宮のダメージと、出産による骨盤の歪みが大きいことから、休養と骨盤ケアが必要です。

骨盤矯正とは?

歪んだ骨盤を、正常な位置に戻すのが骨盤矯正です。骨盤は、背骨と脚の骨を繋ぐ、身体の要とも言える骨です。したがって、骨盤が歪んでいると、腰痛だけではなく、肩こりや股関節、膝など、全身の関節に悪影響を与えます。

骨盤の歪みが身体に与える影響

骨盤の歪みによる身体全体の歪みは、血液や、リンパの流れを滞らせることになるので、人間の持つ自然治癒能力を低下させます。その結果、内臓の機能も低下、様々な病気を発症する原因となります。

また、循環の悪い身体は、肌荒れや便秘、イライラした精神状態などを引き起こし、自律神経のバランスも乱します。その為、常に骨盤を良い状態に保つことは、健康状態を保つうえでは非常に大切なことなのです。

妊娠中に骨盤が歪みやすい理由

妊娠中には、出産に備えて骨盤が歪みやすくなります。妊娠すると、骨盤を開きやすくし、胎児がスムーズに出てきやすいようにする為、関節を支える靭帯を緩める働きをするリラキシンというホルモンが分泌されるからです。

リラキシンは、骨盤だけではなく、身体全体の靭帯を緩めるので、関節を支える機能が低下して、正しい姿勢を保つことが、困難になってしまいます。その結果、腰が歪んで、腰痛になったり、股関節や膝が痛くなったりといった現象が起きます。

出産時に骨盤が歪みやすい理由

出産時には、赤ちゃんを外に出す為に、骨盤は最大限開かれます。開いた骨盤は、出産後、すぐに妊娠前の状態に戻るわけではないので、ますます骨盤が歪んでしまうのです。

妊娠前からの筋トレやストレッチが妊娠期間や出産時の骨盤の歪みを予防

普段から、身体を鍛えている人は、骨盤を支えている骨盤底筋という筋肉が、しっかりと働くので、妊娠中にも、あまりひどい腰痛にはならないです見ます。加えて、出産後も、骨盤の歪みは、比較的早めに戻ります。

したがって、妊活を始める時点で、筋トレやストレッチを始めることは、骨盤の歪みを、最小限に抑えることに繋がります。ただし、筋トレやストレッチをしていたとしても、まったく骨盤が歪まないわけではないので、産後に、歪んだ骨盤を矯正しておくことが、非常に大事です。

産後に起こるトラブル

adobestock_101019518

出産で、歪んでしまった骨盤を、そのままにしておくと、様々なトラブルがおこります。出産前の体型に戻れない、腰痛が治らない、O脚になってしまったというような日常的なトラブル以外にも、出産後何年もの間引きずってしまうような、深刻な病気もあります。

体型の変化

出産の為に大きく膨らんだ子宮は、産後徐々に元の大きさに戻っていきますが、お腹の表面の皮膚は、伸びたままなので、お腹がたるんでしまいます。

また、妊娠中に、長期間重心が後ろにかかる姿勢を続けていたせいで、お腹を引き上げにくい立ち姿勢になっています。そして、授乳や、おむつ交換などの赤ちゃんの世話で、背中を丸める時間も長くなります。その為、妊娠前と比べて、姿勢が悪くなり、お腹のたるみもとれにくい状態です。

さらに、通常は歩く時には、おへその下を引き上げ、脚を踵から出して歩くので、自然にお尻にも力が入りますが、赤ちゃんがお腹にいる時は、後ろに寄りかかったような状態で歩く為に、骨盤が傾斜して、お尻に力が入らず、脚全体ではなく太ももを前に出して歩いてしまいます。

また、踵の周りを均等に踏むことができず、踵の外側に重心が移るので、ふくらはぎの外側に負荷がかかってしまいます。その結果、お尻がたるみ、脚が太くなり、O脚になってしまうのです。

これらの変化は、妊娠によっておきた姿勢の変化、歩き方による変化の結果です。骨盤を矯正して、妊娠前のような、正しい姿勢と歩き方を取り戻すことが大切です。

それに加えて、運動不足、授乳による水分不足、睡眠不足などから、全身の血液とリンパ液の循環が悪くなってしまうという問題もあります。循環が悪くなることで、むくみや、便秘が発生します。

腰痛

腰痛の原因も、姿勢と歩き方です。骨盤が傾斜している為、バランスをとろうとして背中の筋肉に負担がかかってしまうことから、腰痛がおこるのです。また、前かがみになり、肩が前方にかぶさるような姿勢になる為、肩甲骨周りが硬くなり、肩こりも発生します。

腹圧性尿失禁

腹圧性尿失禁とは、くしゃみをしたり、急に体が揺らされたりした時に、尿が漏れてしまう病気です。この症状は、骨盤の中にある膀胱や尿道を支えている骨盤底筋という筋肉が緩んでしまう為におこります。

妊娠中に骨盤底筋が緩み、出産時には、最大限まで引き伸ばされ、大きなダメージを受けます。その為、尿漏れが起きるのですが、出産後すぐにおこらない人にも、高齢になってから、発症する恐れがあります。

骨盤臓器脱

骨盤臓器脱とは、子宮、膀胱、直腸などが、徐々に降りてきて、身体から外に出てしまう病気のことです。通常であれば、骨盤の中にある臓器は、骨盤底筋によって支えられているのですが、骨盤底筋の働きが悪くなると、骨盤臓器脱が発症します。

出産後に、すぐ発症する訳ではなく、出産後、適切な骨盤ケアを行わなかった、何回も出産したなどが原因で、高齢になってから、発症する恐れがあります。

骨盤矯正はいつから始める?

adobestock_88339229

産後のトラブルを解決する為には、骨盤底筋を回復させ、正しい姿勢を取り戻すことが大切です。その為の有効な方法として、骨盤矯正があります。骨盤矯正は、出産の方法や身体の回復状態に合わせて、適切な時期に始めることが大切です。

出産後すぐ…産褥体操と姿勢の矯正

出産後にすぐできるのは、からだに負担をかけないゆるい運動の産褥体操です。ベッドに寝たまま、伸びをする、首、腕、足首の曲げ伸ばしをするなど、少しずつ動かし始めていきます。それと同時に、姿勢と歩き方に注意し、妊娠前の姿姿勢と歩き方を取り戻しましょう。

産後1週間から…骨盤底トレーニング

自宅でできる骨盤底を鍛えるトレーニングです。骨盤トレーニングの方法は、まず背中を下にして寝て、肩幅に開いた足の膝を曲げて、足の裏を床につけ、肛門や膣を締めます。お腹や脚には力を入れないで、肛門と膣に意識を集中します。力を入れた後は、からだの力を抜いて、しばらく待ちます。

音楽を聴きながら行うと、力を入れる秒数の目安になります。ゆっくりした音楽を聴きながら行い、始めは1小節、慣れてきたら2小節というように、力を入れる時間を4小節まで長くしていき、待つ時間は、力を入れた小説数の4倍待ちます。

次に、正しい姿勢で立ち、同じように肛門と膣を締めます。始めのうちは、お腹の筋肉に力が入ってしまいますが、骨盤底の位置を意識して行ううちにできるようになります。

産後2カ月から…専門家による骨盤矯正

産後2カ月を過ぎると、出産で受けたダメージが、徐々に回復してきます。そしてこの時期は、まだ骨盤が緩んでいる時期でもあります。この時期に、専門家の施術による骨盤矯正を受けることで、安全に効果的に骨盤を矯正することができます。

まとめ

妊娠中には姿勢が悪くなり、出産では骨盤にダメージを受けることから、産後には様々なトラブルがおこります。授乳中で忙しい毎日ですが、不調を長引かせない為に、適切な時期に骨盤を矯正しましょう。また、自宅で産褥体操や、骨盤底トレーニングをする際には、無理をしないこと、正しい方法で行うことが大切です。高齢になってから後悔しないように、しっかり産後のケアを行ましょう。

 

-産後
-, , , , , , ,

Copyright© 妊活サプリ人気ランキング!実際に試したおすすめはこれ , 2018 All Rights Reserved.