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産後の肥立ちが悪いとうつになる?産後うつにならない心のケア、対処法

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出産後、出産で受けた身体のダメージを回復し、通常の生活に戻るまでには、平均的におよそ6~8週間かかります。この期間には、身体的は妊娠、出産による疲労、精神的には、変化した生活に対する不安で、一人で乗り越えるには、たくさんの問題があります。

特に、親と同居している、周囲に親身になって手伝ってくれる人がいるというような状況ではない場合、身体のケアだけではなく、心のケアも、産後の肥立ちに大きく影響します。

産後と肥立ちと心のケアの関係

出産後、身体が回復するまでの期間、身体的には、産後特有の肌荒れや腰痛、悪露、尿漏れなど、不快な症状が続きます。精神的には、ホルモンバランスの変化によって、自律神経が乱れ、イライラしたり、落ち込んだりすることが多くなります。

日常生活でおきること

そのような状態であるにもかかわらず、日常生活は赤ちゃん中心になります。この時期の赤ちゃんは、1日のサイクルが、大人のように24時間ではありません。まだ、まとめて睡眠をとるという状態ではないので、2~3時間おきに目を覚まします。その為、昼間は家事の時間が減り、夜間は睡眠の時間が奪われる、自分自身に対するケアができないといった状態になり、ストレスが溜まりやすくなります。

その結果、疲労とストレスでイライラする→赤ちゃんが夜泣きをする、授乳やおむつ替えをする、寝かしつけるなどの赤ちゃんの世話をする→睡眠不足になる→体の回復が遅れる→疲労とストレスでイライラするというような、悪循環が出来上がってしまいます。

ストレスによる自分自身の変化

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赤ちゃんの世話で、調理時間が短縮する、落ち着いて食べられないという状態が続き、食欲が落ちてしまったり、反対に、手軽に食べられるジャンクフードを、食べ過ぎてしまったりします。その結果、胃腸に負担がかかる、栄養バランスが偏るなどの理由で、体調が悪くなり、よりストレスが増大します。そして、体重が激減して痩せてしまったり、反対に太ってしまったりします。もともと、出産後のたるんだお腹が気になり、体型が戻らないことを気にしていた人には、より大きなストレスになります。

また、睡眠不足によって、神経が過敏になり、より眠れなくなってしまう人もいます。眠れない→疲労がたまる→ストレスになる→眠れないという悪循環に陥ってしまうからです。

その他にも、妊娠後は、ホルモンバランスの影響で、抜け毛や肌荒れなどがおこります。この状況はそれほど気にすることはなく、身体の回復に従って、徐々に治っていくのですが、気にし出すと、ストレスによって悪化します。これも、肌荒れ、抜け毛を気にする→ストレスになり悪化する→肌荒れ、抜け毛を気にするという悪循環です。

最終的に、最も困るのが、母乳が出なくなることです。ストレスがたまると、母乳を出す働きをしているホルモンが、分泌されなくなってしまうからです。これも、一時的なものと、気楽に受け止めることができれば、またすぐ出るようになるのですが、ストレスによって、よりでなくなってしまいます。このような状態に陥らない為には、心のケアが大切です。

出産後のお母さんを襲う産後うつとは?

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出産後にストレスが溜まり、心の問題を解決できないでいると、マタニティブルーと言われる一過性のうつ病になることがあります。出産後のストレスと、育児に対する不安が混ざり合って起こる産後の情緒不安定で、10人に一人は経験すると言われています。

ほとんどの場合は、1~2週間で、この状態を脱することができ、心配するようなことではありません。しかし、中にはこの状態を引きずってしまい、産後鬱になるケースもあります。マタニティブルーは、自然に回復していきますが、産後鬱になってしまった場合には、治療が必要です。

産後鬱は、産後半年ごろまでに発症するとされる精神的な病気で、育児ノイローゼと呼ばれることもあります。気分が落ち込み、育児や家事を放棄したいという気持ちに襲われます。そのまま、病状が進行していくと、育児放棄、子供への虐待、最終的には、自分自身を傷つける自殺という最悪の結果に行きついてしまうこともあります。

現代のように、産科の医学が発達していなかった時代には、衛生管理が行き届かず、妊娠中毒症と言われる感染症で亡くなる人が多くいました。しかし、現代では、分娩時の事故や、妊娠中、出産後の感染症でなくなる人は、激減しています。にもかかわらず、産後鬱になり、自殺をする人が増えているという現実があります。

産後うつにならない対処法

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医学が進歩し、妊娠中や分娩中におこるリスクが少なくなった現代では、それに代わって、孤独な子育てをする人が増えています。昔は、大家族で暮らしている家庭が多かったので、同居する祖父母が、育児を手伝い、アドバイスを与えたり、励ましたりしていました。現代では、夫婦だけで暮らしている家族が増えています。その為、出産後に、周囲の助けが必要な時期を、一人で乗り越えなくてはならない状況にある人が増えています

産後鬱を発症する人が増えている原因の一つとして、現代の家族の在り方もあるのではないでしょうか?そのような状況にある場合は、自分自身でストレスを溜めない工夫、気分を転換する工夫をし、心のケアをすることが必要です。周囲に頼れる人がいない場合は、産後ケアセンターなど、産後の支援をしてくれる施設を利用することも、良い方法です。

自分でできる心のケアの仕方は?

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マタニティブルーになる人の多くは、まじめで、完璧主義です。ところが、産後は、身体は疲れ、ホルモンバランスも乱れているという、自分で自分を思うようにコントロールできない状態にあります。さらに、赤ちゃんは、自分の思った通りには、反応も行動もしてくれません。

そのような状況下で、何もかも完璧にこなそうとしていては、ストレスはたまる一方です。自分を縛っているこうしなくてはならない、こうなるべきという観念を、もう少し緩めに設定してみましょう。ちょっとした散歩や、ストレッチなども、良い気分転換になります。

また、頼れる人が周囲にいない新米のお母さんにとって、産後の自分の身体の状態や、育児に対する不安が、大きなストレスになります。そんな時は、SNSを利用するという方法もあります。ツイッターやフェイスブックで、子育ての悩みを共有することができます。こんな風に悩んでいるのは、自分だけじゃなかったということが発見できます。

専門家に相談する

周囲に頼れる人がいない場合には、出産したクリニックや、助産師さん、産後ケアセンターなどの専門家に相談しましょう。身体の状態や、授乳方法など、不安なこと、わからないことを相談するうちに、心の状態も良くなります。産後、1~2カ月を過ぎているのに、うつ状態が続いているような場合には、思い切って心療内科を受診することをお勧めします。できるだけ、そうなる前に、助産師さんや産後ケアセンターに、心配事を相談しましょう。

まとめ

出産後のストレスは、体に悪い影響を与え、産後の肥立ちを遅らせます。また、産後にストレスが溜まった状態のまま、育児を続けると、子供の性格に悪影響が及んだり、自分と子供との関係が悪くなったりする可能性があります。

自分自身が、楽しんで子育てをできる心の状態を維持することが、良い子育てに繋がります。自分でできる心のケアを工夫しつつ、周囲にも上手に頼って、産後の肥立ちを良くし、健康な心と身体で、育児と向き合えるようにしましょう。

 

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