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クロミッドが効かない理由。アルコール・タバコは妊娠率を下げる

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不妊治療を始めて数か月経つのに、妊娠の兆しがないというような場合、せっかく治療をしているにもかかわらず、妊娠を阻むような行動をしていませんか? 日常生活の中には、妊娠しにくい身体になる要因がたくさんあります。不妊症なのでは? と悩む前に、日常生活の見直しをすることが大切です。

クロミッドが効かない理由

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不妊治療は、まず不妊の原因を特定することから始まります。不妊の原因には、卵管閉塞、卵管狭窄、卵管内膜の障害などの卵管因子、黄体機能不全などの内分泌因子、子宮筋腫、子宮内膜ポリープなどの着床因子、頸管粘液産生不全などの頸管因子、造精機能障害などの男性因子などがあります。

検査の結果、不妊原因が特定されなかった場合には、原因不明不妊として、タイミング法が行われます。タイミング法とは、不妊治療の始めの段階で行われる治療で、卵胞の大きさ、ホルモンの分泌状態などから排卵日を確定し、タイミングを指導して自然妊娠を目指ものです。

この治療の際に、卵巣の機能を高めて排卵を促し、卵子を育ちやすい状態にする為に使われることがあるのが、排卵誘発剤のクロミッドです。また、人工授精に際して、排卵日をコントロールする為にも使われます。ただし、クロミッドを服用すれば必ず妊娠するということではありません。

日常生活の中で、妊娠を阻むような行動をしていれば、妊娠しにくい身体になり、不妊治療の効果は、出にくくなってしまうのです。妊娠できたとしても、胎児に悪い影響を与える可能性のある母体となる可能性もあります。不妊治療の効果を阻む行動にどのようなことがあるのか、確認していきましょう。

アルコールと不妊

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一般的にアルコールは、適度な摂取量であれば、健康に害を与えるものではないとされています。ただし、不妊に関しては、自然妊娠であっても、体外受精であっても、不妊のリスクが高まるという研究報告があります。

妊娠中や授乳中の女性がアルコールを摂取することは、当然ことながら、胎児に悪影響を与えますが、同時に妊娠前の女性にとっては、不妊の原因ともなります。

休肝日を設けず、毎日アルコールを摂取している、高齢であるなどの条件が重なると、リスクはより高まります。

胎児への影響

妊娠した女性が、アルコールを摂取していた場合には、胎児の発育が遅れ、成長障害がおこります。また、精神遅滞や多動症などの中枢神経障害や、様々な催奇形性を引き起こします。これは、アルコール中に含まれるエタノールと、エタノールの代謝産物であるアルデヒドが、胎児に悪影響を与える為におこる胎児性アルコール症候群と言われるものです。

したがって、妊活や不妊治療を始めた時点で、アルコールの摂取を止めることが必要です。

タバコと不妊

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タバコが、ガンや、慢性閉塞性肺疾患、脳血管障害など、様々な病気を引き起こすリスクが高いことは、どなたでもご存知のことと思いますが、不妊にも大きく関係していることを、ご存知でしょうか?タバコの害は、喫煙者だけには限りません。受動喫煙した人も、悪影響を受けます。受動喫煙による副流煙の害を受ける人の方が、喫煙者本人より、多くの有害物質を体内に吸入してしまうという意見もあります。

不妊治療に取り組む際には、ご夫婦で、同居している家族がいる場合には、家族全員で禁煙することが必要です。

タバコが女性に与える悪影響

様々な調査、研究の結果、タバコの害が不妊に繋がるという報告が、数多くされています。タバコの悪影響で血中の酸素が減少し、身体の各器官に行き届かなくなることから、機能が低下し、様々な弊害が起きます。妊娠できたとしても、胎児に悪影響を与えるリスクが高まります。そして、これらのリスクは、タバコの量に比例して、高まっていきます。

  • 体質への影響 タバコを吸うと、血管が収縮する為に、血液の循環が悪くなります。妊娠しやすい身体作りの基本の一つは、身体を冷やさない事です。にもかかわらず、喫煙によって、身体が冷えてしまうのです。そのことが、根本的な問題となって、卵巣や卵子、胎児など、様々な不妊の原因を作ります。
  • 卵巣への影響 ホルモンバランスを乱し、卵胞の成長が阻害されます。
  • 卵子への影響 卵子の老化速度が上がり、卵子の質が低下するので、受精率も着床率も低下します。また、閉経年齢が早まるので、妊娠できる期間が縮小されてしまいます。
  • 受精率への影響 自然妊娠以外にも、人工授精や、顕微授精においても、受精率が低下します。また、タバコの害により、体外受精の際の子宮外妊娠を再発する恐れがあることもわかっています。
  • 生殖能力への影響 喫煙、又は受動喫煙の期間が長いほど、閉経が早まります
  • 胎児への影響 発育が悪くなり、心臓、中枢神経系、腹壁などの奇形が発生する率が高まります。
  • 出産への影響 胎盤早期剥離、前置胎盤、前期破水、遅滞破水などの妊娠合併症のリスクが高くなり、流産や早産に繋がります。また、妊娠満22週以後の死産と生後1週未満の早期新生児死亡をあわせた周産期死亡になる確率も高くなります。
  • 生まれてきた子供への影響 神経発達障害、口唇や口蓋裂、生殖能力が低下した女子、精子の数が少ない男子になるといったリスクがあります。

タバコが男性に与える悪影響

タバコによって、血中のニコチンの濃度が上がると、その上昇度に比例して、精子の質が悪くなっていきます。妊娠する為には、精子の量、濃度、運動率が備わった精子が必要ですが、量が少ない、濃度が足りない、運動率が低いといった質の悪い精子になってしまい、不妊の原因となります。

タバコを止める為の工夫

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タバコがどうしてもやめられないという人は、タバコを止める為の工夫をすることが必要です。なぜなら、ストレスも不妊に繋がるからです。タバコを我慢してイライラすることも、周囲の人達からは、子供を作りたいのに、タバコを吸い続けるなんて…というような、白い目で見られることもストレスになります。

タバコを吸いたくなった時に、気を紛らわすことのできることを見つける、タバコに使っていた費用を、自分が楽しめることに使うなど、タバコを我慢するストレスを、少しでも減らすような工夫をしてください。夫婦ともにタバコを吸っている場合には、お互いに協力し合って、禁煙しましょう。タバコによる不妊の害は、男性も女性も受けるということを、お互いに自覚することが大切です。

まとめ

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飲酒や喫煙が、日常的な習慣になっている人にとって、禁酒、禁煙をするのは、簡単なことではありません。しかし、妊娠を望むのであれば、そして健康な赤ちゃんを出産することを望むのであれば、まず禁酒、禁煙を実行することが必要です。妊活を始める時が、禁酒、禁煙を始める時です。

禁酒、禁煙、栄養バランスの良い規則正しい食生活、身体を冷やさない生活を続けても、妊娠の兆しがない場合には、不妊治療を始めるという順序が理想的です。

不妊治療が始まれば、身体の状態に合わせて、クロミッドなどの薬を処方されることもあります。基本的に、どんな薬であっても、アルコールとの併用は危険です。その時になって、急に禁酒するよりも、妊活を始めた時点でやめておいた方が、無難です。アルコールを摂取することも、タバコを吸うことも、胎児に大きな悪影響を与えますので、いつ妊娠しても大丈夫という体制を作る為にも、早めに禁酒・禁煙しておきましょう。

 

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