妊娠

妊娠中にうがい薬を使っても大丈夫なの?

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妊娠中には抵抗力が低下するので細菌やウィルスに感染しやすい状態ですので、風邪のひき始めには、うがい薬が有効です。

うがい薬の種類

うがい薬には、殺菌、消毒する作用のあるうがい薬と、喉の炎症を抑える作用のあるうがい薬があります。

殺菌、消毒する作用のあるうがい薬…イソジンガーグル液

ポビドンヨードというヨウ素の酸化作用を利用した殺菌消毒のある抗微生物成分を主成分とするうがい薬で、喉や口内を張り付いたウィルスや細菌を殺菌して風邪の予防と悪化を防ぎます。甲状腺の病気がある人、ヨウ素にアレルギーがある人以外は妊娠中であっても使用することができます。

咽頭炎、扁桃炎の他に、口内炎や口内の傷の感染予防、口臭予防にも効果があります。薄めて使うのですが、薄めても特有の匂いがあるので、妊娠の時期によっては使えない人もいるかもしれません。

喉の炎症を抑える作用のあるうがい薬…アズノールうがい液

アズレン スルホン酸ナトリウムを主成分とするうがい薬で、喉や口内の粘膜を保護、炎症や痛みを軽減します。咽頭炎、扁桃炎の他に、口内炎、急性歯肉炎、舌炎、口内の傷にも効果があります。安全性が高く、副作用のない薬なので、妊娠中でも使用することができます。

殺菌・抗炎症の両方の作用があるうがい薬…塩化セチルピリジニウム(CPC)

塩化セチルピリジニウム(CPC)を主成分とするうがい薬で、喉や口内の殺菌消毒、口臭の予防の効果があります。元の成分が無味無臭なので、ミント味やフルーツ味など使い心地を良くするためのフレーバーが配合されているタイプもあります。効き目はイソジンやアズノールほど強くはありません。

 妊娠中にこそまめなうがいが必要

妊娠中にはこまめなうがいをすることで、体調を崩したり、歯周病になったりすることを防ぐことができます。

感染予防

妊娠中はホルモンの変化によってさまざまな体調の変化が起こります。そのうちの一つに細菌やウィルスに感染しやすくなってしまうということもあります。これはお母さんの身体の免疫機能が赤ちゃんを異物と勘違いして攻撃を加えることを防ぐ為のホルモンが分泌されることによって抵抗力が低下するからです。その為、風邪やインフルエンザに感染しやすい身体の状態になっています。

さらに風邪やインフルエンザに感染すると、抵抗力が低下している為、重症化しやすく、重症化してしまうと、おなかの赤ちゃんに悪い影響が及ぶ場合があります。その為、感染しない為の予防が非常に大切なのです。インフルエンザの予防接種をすることに加えて、ちょっとした喉の痛みなどを感じた時には、すぐにうがいをすることで、風邪を予防、又は最小限に抑えることができます。

歯周病の予防

妊娠中には口腔内の衛生が保ちにくくなってしまいます。これは、ホルモンバランスの変化によって唾液の量が減り、口腔内が酸性に傾く為、虫歯が発生しやすい状態になってしまうからです。さらに、悪阻のせいで歯磨きがおっくうになる、嘔吐した際に胃酸が歯の表面を溶かすので、歯に汚れが付着しやすくなる、いっぺんに食べられないので、食事回数が増えるといったことが、より口腔内を酸性に傾けていきます。

さらに、妊娠によって免疫力が低下している為に、細菌が繁殖しやすくなっていることから、通常よりも、虫歯ができやすい状態、歯周病になりやすい状態になってしまうのです。

洗口液について

洗口液は歯周病の予防、口臭予防など口腔内のケアに使います。ただし、ウィルスに対しては殺菌作用がありませんので、風邪の予防などの効果はありません。

  • クロルヘキシジン グルコン酸クロルヘキシジン酸には細菌に対する殺菌作用と界面活性作用を持つ消毒液で、歯垢を取り除き、歯周病を予防します。
  • フェノール化合物 歯周炎の予防とプラークの蓄積の予防効果があります。
  • ポビドンヨード うがい薬のイソジンには、歯肉炎予防と風邪予防の両方の効果があります。

虫歯や歯周病を予防する為には、毎食後と就寝前の歯磨き習慣が大切ですが、妊娠中には歯磨き剤の味やにおいのせいで、歯磨きができない時期もあります。悪阻がひどく歯磨き自体が億劫になってしまうこともあります。そのような時には、洗口液が非常に便利です。歯磨きをするより短時間でできるからです。口の中にはブラシを入れることで気持ち悪くなるというような状態の時でも、口腔内を清潔にすることができます。

もちろん、洗口液だけで完璧な口腔ケアができるわけではありませんが、歯磨きがどうしてもできない時期には、口腔内を清潔にするための助けになります。歯周病になってしまうと、早産のリスクが高まること、出産後の育児の際にお母さんの歯周病が子供にうつることなどから、歯周病は絶対に避けたい病気の一つですので、妊娠中の口腔ケアは非常に大切です。

安全なうがいの方法

正しいうがいの方法でうがいをして風邪の感染を予防しましょう。

通常のうがいは水で十分

風邪の予防のためには、帰宅時には毎回手洗いとうがいが必要です。喉がイガイガする、風邪をひいた人と何時間か一緒に過ごしたなど、風邪をひきそうな恐れがある時には、イソジンでうがいをしましょう。それ以外の時には、水でうがいをするだけで十分予防ができます。うがいをする前に、まず手洗いをしましょう。手を清潔にしてからうがいをします。うがいは、まず口の中だけで3回以上うがいをしてから、喉までのうがいをします。初めから喉までのうがいをすると、口の中の菌が喉に移動してしまいます。

ちょっと怪しい、でもイソジンを使うほどではないというときはお茶

緑茶に含まれているカテキンには殺菌作用、抗ウィルス作用があるので、風邪やインフルエンザの予防の一環として役立ちます。悪阻で匂いや味に敏感になっている時でも、それほど気にならないかもしれません。

長期的に使用しない

うがいをまめにすることは、健康を維持するためにとても良いことですが、うがい薬を日常的に使うことは、あまりよくありません。長期的に毎日使用することによって、甲状腺機能が低下することがあるからです。普段は水かお茶、感染の恐れがある時には、イソジンを使用しましょう。

すでに炎症を起こしてしまったときにはアズノールうがい液

アズノールうがい液には炎症を抑える作用があり、痛みを抑えることができます。

注意すること

うがい薬は説明書の指示に従って薄めて使うこと、使うたびに薄め、薄めた液を保存しないこと

目的によってうがい薬と洗口液を使い分ける

風邪予防、のどの痛みなどにはうがい薬、口腔ケアには洗口液を使いましょう。イソジンは口腔ケアにも効果がありますが、継続して使うことはよくないので、日常的な口腔ケアには洗口液を使いましょう。

洗口液はうがい薬とは成分の配合が違うので、日常的に継続して使用しても問題ありません。反対に継続して使うことで、歯周病や虫歯を予防することができます。悪阻で口の中が気持ち悪い時などにも、匂いや味が大丈夫なタイプがあれば、使うことができます。

まとめ

風邪の予防にはイソジンうがい薬、のどに炎症があるときは、アズノールうがい液、口腔ケアにはクロルヘキシジン、またはフェノール化合物を主成分とした洗口液を使います。用途によって使い分け、正しく使いましょう。

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