妊娠 妊娠超初期

妊娠超初期にやっていけないこと、いいこと。

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妊娠超初期は、妊娠の自覚症状がない為、妊娠した事に気が付かず、普段と同じ行動をしてしまいがちです。しかしこの時期は、胎児の器官形成に備える時期でもあるので、胎児に悪影響が及ぶ恐れのある行動を避けることが必要です。

妊娠超初期はいつからいつまで?

妊娠超初期は、妊娠0週から4週までの期間のことです。そして、0週から2週までの間は、まだ赤ちゃんがお腹の中に宿っていない状態です。

妊娠週数の数え方

カレンダーでは、1ヵ月は28日~31日ですので、月ごとの週数が異なりますが、妊娠週数は、1ヵ月を28日 4週として計算します。

妊娠週数は、最後の整理が始まった次の日が妊娠0週の1日目と数えます。その為、始めの0週は、生理期間中です。そして2週目に排卵、受精、3週目に着床と進行していきます。したがって、規則正しい生理がある人の場合には、次回の生理予定日が4週目0日、妊娠2カ月ということになります。

受精卵の発達と受精後の胎児の様子

受精卵は受精から約30時間後には分裂して2個、40時間後には4個、3日目には8個、4日目には桑実胚と言われる16個の細胞に増えます。そして4~5日目に子宮にたどり着きます。6日目には、細胞が100個程度に増え、絨毛におおわれた胚盤胞になります。胚盤胞は、胎児になる内部細胞塊と胎盤となる栄養外胚葉で構成されています。

2週目には、神経や皮膚の基になる外胚葉、消化管になる内胚葉、3~4週目には、筋肉の基になる中胚葉が形成されます。外胚葉は、皮膚、髪の毛など、主に身体の外側にある部位、中胚葉は、筋肉、骨など、身体を支える組織、内胚葉は、消化器官などに形成されていきます。

この時期の赤ちゃんは、0.3ミリから2ミリ前後の大きさで、胎盤も徐々に働き始めます。ただし、婦人科で診察を受けても、まだ胎嚢が確認できない時期でもあります。とはいうものの、確実に胎児の発育は始まっているので、お母さんの体調に変化が現れることもあります。

妊娠超初期にやってはいけない事

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妊娠超初期は胎児の活動が始まっているにもかかわらず、まだ妊娠がわかっていない時期とも言えます。その為、妊活を始めたら、いつでも妊娠超初期であると考え、胎児に悪影響を与えるような行動を避けることが大切です。

喫煙

タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があります。その為、子宮の血管も収縮してしまい、胎盤に十分な血液が供給されなくなるので、胎盤の機能が低下します。胎盤は赤ちゃんが発育する為の大事な場所なので、胎盤の機能が低下するということは、赤ちゃんの健やかな発達を妨げます。

また、タバコの煙に含まれる一酸化炭素は、酸素を身体中に届ける血液中のヘモグロビンの働きを妨げます。その為、胎児に十分な酸素を供給することができなくなってしまいます。このことも赤ちゃんの発育を妨げます。

具体的なリスクとして、低出生体重、早期破水、早産、胎児の向きの異常、常位胎盤早期剥離があげられます。また、ニコチンは羊水の中にも侵入していくので、赤ちゃんの脳にも影響を与え、ADHDの発症原因の一つになる、うつ病や薬物依存症の発症率が高いといったこともあります。

母親より、胎児のニコチンの濃度が高くなることから、喫煙している母親より、胎児の脳への悪影響の方が、より深刻であるということを、現在喫煙している人は、しっかりと自覚しておくべきです。

その他には、血液の循環を悪くすることから、歯周病を発症しやすくなるということがあります。もともと、妊娠中から産後にかけては、口腔内の環境がホルモンバランスの変化で、悪化するので、より歯周病へのリスクが高まります。

薬の服用

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妊娠3週までは、無影響期という、薬剤の影響が赤ちゃんに及ぶことはない時期ですが、4週目からは、絶対過敏期という時期に変わります。その為、妊娠超初期であっても、薬の服用には、厳重な注意が必要です。

妊活を始めた時点から、風邪薬なども、市販の薬を服用することはやめるべきです。妊娠している可能性があることを告げた上で、医師に薬を処方してもらいましょう。

無影響期

この時期に服用した薬の影響で、胎児が奇形になる恐れはありません。この時期の残留性のない薬による胎児への影響は、All or Noneの法則とよばれている現象を起こすからです。薬の影響によって、受精しても着床できず、流産してしまう、又は、薬のダメージを受けず、正常に出産するかのどちらかなのです。

ただし、風疹の予防に使われる生きた細菌やウイルスの毒性を弱めた生ワクチン、角化異常症の治療に使われる皮膚の角質をおさえるエトレチナート、抗慢性関節リウマチ薬の金チオリンゴ酸ナトリウムなどには、All or Noneの法則は適用されないので、奇形児に繋がる恐れがあります。

なぜなら、これらの薬には残留性があるからです。胎芽が細胞分裂を繰り返し、器官を形成する時期である妊娠4週~10週くらいまで、影響を与え続ける可能性が考えられます。

絶対過敏期

妊娠4週~7週末までの奇形になるリスクが最も高い危険な時期です。この時期には中枢神経、心臓、消化器、四肢などの重要な器官が形成される時期なので、薬の服用は極力避けなくてはなりません。

飲酒

妊娠中に飲酒した場合、お腹の赤ちゃんにもアルコールが届いてしまいます。大人は肝臓がアルコール分を分解し、身体に与える影響を緩和します。しかし、赤ちゃんにはまだその機能がないので、アルコールが大きな悪影響を与えます。その結果、胎児性アルコール症候群と言われる低体重、顔面を中心とする奇形、脳障害などが引き起こされるリスクが高まります。

また、ここ数年の間に、ADHD、うつ病などの精神科的問題、依存症などの発症原因の一つになることもわかってきた為、胎児性アルコール・スペクトラム(FASD: Fetal Alcohol Spectrum Disorders)とも言われます。

タバコと同じように、アルコールも、お母さんより赤ちゃんへの悪影響の方が大きいということを自覚しましょう。日本産婦人科医会では、妊娠中の飲酒に関しては「安全量が確立されていない」すなわち「少ない量でも胎児に影響をおよぼす可能性がある」として、全妊娠期間において、禁酒するべきであるとしています。日本産婦人科医会飲酒、喫煙と先天異常のページ

妊娠超初期にそれほど神経質になる必要はないこと

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レントゲン

レントゲンは、胎児に悪影響を与えるのではないかと心配されている方が、意外に多くいらっしゃいます。しかし、レントゲンでの線量が100mGy以下であれば問題はないと疫学的調査で確認されています。もちろん胎児が奇形になる心配はありません。

線撮影時の胎児が受ける線量が最も高い部位は、腰椎正面で1.7 mGy、腹部正面で1.4mGy、胸部正面では0.01以下となっていますので、胎児への影響はほとんどないと言っても過言ではありません。

コーヒー

妊娠中はカフェインが胎児に悪影響を与えるという意見もありますが、1日に1~2杯程度であれば、神経質になる必要はありません。確かに、妊娠中は、代謝機能が低下するので、カフェインが体内に留まる時間が長くなってしまいます。また、お母さんが摂取したカフェインは、赤ちゃんの血液中にも届きます。したがって、大量のコーヒーや紅茶を摂取した場合には、悪影響が出ることも考えられますが、少量であれば、問題ありません。ただ、ハーブティーなどに切り替えることができれば、より理想的です。

まとめ

妊娠超初期には、妊娠に気が付いていない人も多いことと思います。後で後悔することがないよう、妊活を始めた時が妊娠超初期の始まりと考えて、日常生活を送ることが大切です。

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