不妊治療

漢方薬を利用した不妊治療効果│妊娠しやすい体質作りに有効活用しよう

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不妊治療を始めることに、まだ抵抗がある、すでに不妊治療を始めているが、より妊娠の確立を高めたいというような場合に、選択肢の一つとして挙げられるのが、漢方による不妊治療です。婦人科のクリニックで行われる不妊治療と、漢方の不妊治療とは、どのような違いがあるのでしょうか?

漢方の不妊に対する考え方

漢方では、特別な疾病がない限り、女性には皆、妊娠する力が備わっているということが基本の考え方です。したがって、妊娠しやすい身体作りをすることで、自然妊娠を目指すという方法が、漢方の不妊治療です。一方、現代医学で行われる不妊治療は、西洋の医療に対する考え方の基で成り立っています。

現代医学で行われる不妊治療

現代医学で行われる不妊治療は、人工授精や体外受精、顕微授精など、外部から人工的なサポートによって、妊娠させます。もちろん、健康な赤ちゃんに恵まれる人も多くいますが、流産の確率も高いと言われています。

原因としては、妊娠しやすい身体作りが十分におこなわれていない為に、母親の身体が妊娠を受け入れられる状態になっていないことが考えられます。

現代のように、医療が発展していない頃には、妊娠できない状態の母体であれば、精子が卵子に到達しても、自然淘汰されて、妊娠はしませんでした。現在は、医療の進歩に伴い、妊娠できないはずの状態であっても、妊娠できるという面があり、流産や、多胎に繋がるのです。

漢方が考える妊娠しやすい身体作り

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東洋の医学である漢方の考え方では、不妊治療に最も大切なことは、妊娠しやすい身体を作ることです。妊娠しやすい身体を作ることで、自然妊娠を目指すという流れが漢方の不妊治療です。

女性の身体は、長い妊娠の期間を耐え抜き、出産する為に、思春期の頃から準備を始めています。そして、妊娠と出産に対する準備が整った時、妊娠しやすい身体になった時に、自然妊娠するのです。

しかし、現代の生活においては、妊娠しやすい身体作りを阻む要素が非常に多いという現実があります。化学的に合成された添加物が多くの食品に添加されていること、バランスの良い栄養を摂取しにくい食生活をする人が増えていること、エアコンなど、外部からの人工的な温度変化により、体温の調整が難しいこと、大気汚染など、ストレスの多い環境、人間関係においても、ストレスの多い社会であることなど、数え上げればきりがないほどの要素があります。このような妊娠しやすい身体作りを阻む要素は、身体に対して、どのような影響を与えているのでしょうか?

妊娠しやすい身体作りを阻む要素

冷えとおけつ

身体の冷えとおけつは、全身の血行が悪くなることによっておこります。添加物が多い食品、栄養バランスの偏った食生活は、腸内環境を悪くします。その為、身体に必要な栄養素は体内に蓄積されず、毒素や老廃物は排出されないという状態になり、循環の悪い身体になってしまいます。

血液やリンパの流れが滞ると、ドロドロになった血液であるおけつが溜まり、身体を冷やし、排卵障害着床障害をひき起こします。たとえ受精できても、子宮に新鮮な血液が届かず、冷えた身体のままであれば、流産しやすくなってしまいます。

不安定な精神所状態

栄養状態の偏った食生活や、ストレスは、精神状態を不安定にさせます。不安定な精神状態は、妊娠の為の女性ホルモンの分泌を減少させます。その結果、妊娠しにくい身体の状態が作られてしまいます。

妊娠しやすい体質作りに漢方薬を

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漢方医学において、妊娠しやすい身体作るということは、女性が本来持っている妊娠する力を取り戻すということです。そして、人間が本来持っている能力を取り戻す為には、気・血・水を良い状態に整える必要があります。

漢方医学での気とは、身体のエネルギーを作る気力、精神状態を整える神経、それらと密接な関係のある呼吸機能などを指します。

血とは、血液と、血液が循環することによって、体に及ぼす生命活動、水とは、体内を潤し、不要物を排出するという働きをする体内にあるすべての水分を指します。

神経を落ち着け、精神状態を安定させること、血液の質と循環を良くすること、体内の水分量を調整し、滞りをなくすことが、気・血・水を整えます。気・血・水が整うことで、人間が本来持つ自然治癒力が蘇り、血液やリンパ液の循環が良い身体、冷えない体になっていきます。

その上で、生殖とホルモンの分泌に深く関わりのある腎を元気にして、卵胞を成熟させ、黄体期を維持し、着床しやすい子宮の状態を整えます。次に、摂取した食物の中から必要な栄養素だけを、体内の各器に届ける、無駄なものを排出する、血の質を良くするといった働きをする脾を元気にして、着床後の子宮を、良い状態に維持する力を高めます。

漢方による不妊治療の効果を高める可能性のある鍼灸

不妊治療を始める前に、試みて自然妊娠を目指している場合でも、すでに不妊治療をしており、妊娠率を高める為に、漢方による不妊治療を試みたいという場合でも、さらに漢方による不妊治療の効果を上げることが期待できるのが、鍼灸との並行治療です。

漢方薬で、血液やリンパ液の循環を良くする、卵巣の機能高めるなど、妊娠しやすい状態に整えた身体を、さらに鍼灸によって神経のバランスや自律神経をととのえ、妊娠力を高めることができるからです。

鍼灸によって、漢方の効果が高まり、漢方によって、鍼灸の効果が高まるという良い相乗効果が生まれます。

漢方による不妊治療を受ける方法

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漢方による不妊治療をする方法には、漢方不妊治療診療所で治療する方法と、漢方治療を併設している産科のクリニックで治療する方法、漢方薬局で、漢方薬を購入する方法があります。

漢方不妊治療診療所

丁寧なカウンセリングの後、体調や体質に適した漢方薬を調剤してもらえます。また、人工授精など、クリニックでの不妊治療のサポートもしてもらえます。妊娠中、出産後など、タイミングに応じて、体調を整える為の漢方治療が受けられます。自由診療なので、健康保険は適用されません。

クリニックの漢方治療

産科クリニックが不妊治療の一環として行っている漢方治療では、産科クリニックでの不妊治療の進行状態に応じて、適切な漢方薬を処方してもらえます。また、クリニックでの治療の一環として処方されるので、漢方薬の種類によっては、保険が適用されます。

薬局での漢方治療

漢方薬局には、様々な薬局があり、深い専門知識を持ち、身体の状態に応じて適切な薬を処方してくれる薬局もあれば、そうではない薬局もあります。その為、信頼できる薬局選びが重要なカギとなります。素人には判断が難しいところですから、できれば診療所やクリニックで漢方治療をすることをお勧めします。

まとめ

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漢方の不妊治療は、外部からの刺激を与えるのではなく、身体の中から、人間が本来持つ能力を徐々に高めていくという治療方法です。その為、すぐに効果が出るわけではありません。あきらめずに続けることに加えて、規則正しい生活、栄養バランスの調った食事、ストレスの少ない心穏やかな生活を維持することが、妊娠に繋がります

クリニックでの不妊治療は、治療の結果が出なければ、次々に治療内容がステップアップしていきますが、漢方の場合は、根気よく続けることが必要なのです。

まだ不妊治療を始めていない方も、すでに何段階もステップアップしているのに妊娠しない方も、もう一度不妊治療について考えてみませんか?  急がばまわれの考え方で、自然妊娠を目指してみるという方法を選択肢の一つにしてみましょう。

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