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男性不妊の妊娠率を上げる!人工授精の費用と治療内容など徹底解説!

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男性不妊の治療には、原因に応じて様々な方法がありますが、最も自然妊娠に近い妊娠に繋がる治療法が人工授精です。

人工授精はどのようなカップルに向いているのか?

人工授精という治療法が全てのケースに良い効果をあげるという訳ではありません。

不妊治療で妊娠する為には、不妊の原因に適した治療が必要です。人工授精が良い効果をあげる不妊の原因には、どのようなものがあるのかついて確認していきましょう。

人工授精(AIH)の治療内容

人工授精(AIH)は、子宮内に精子を直接注入して、受精の確率をあげることを目的とした不妊治療です。

女性の排卵日に合わせて、精子を採取し、洗浄、濃縮した後に子宮に注入します。

人工授精で効果を上げる可能性の高いカップル

夫に回復可能な造精機能障害がある

夫の精子に妊娠する為に必要な量、濃度、運動率が足りない場合には、精子が卵子に出会うまでの経路を短縮することができる為、有効な治療法です。

ただし、造精機能障害の中には、回復不能な障害もあり、そのような場合には人工授精は有効ではありません

回復可能な造精機能障害
閉塞性無精子症(OA)

精管は正常であるにも拘らず、射精管が閉塞している為に、射出精液中には精子が存在しないという障害です。閉塞している箇所に応じて精管同士をつなぎ直す精路の再建術・開通術によって、射出精液中に精子を送り出すことができるようになります。その治療後に人工授精治療を行います。

精索静脈瘤による乏精子症と精子無力症

静脈が拡張してできる精索静脈瘤を取り除く精索静脈瘤手術によって、精巣温度上昇や血流障害を改善し、精子の質を回復することができます。その治療後に人工授精治療を行います。

低ゴナドトロピン性性腺機能低下症による非閉塞性無精子症(NOA)

精管は正常であるにも拘らず、射出精液中には精子が存在しない非閉塞性無精子症(NOA)を発症した原因が、低ゴナドトロピン性性腺機能低下症である場合があります。

この場合には、低下しているゴナドトロピンを補充して、精子を形成する機能を高める下垂体ゴナドトロピ(hMG/rFSH-hCG)療法による不妊治療で、精子の状態を改善することができます。その治療後に人工授精治療を行います。

人工授精(AIH)では妊娠が不可能な造精機能障害
非閉塞性無精子症(NOA)

非閉塞性無精子症(NOA)の中には、精母細胞まで形成された段階で精子の成長が止まってしまう成熟停止精子が作られないセルトリ細胞単独症という病気があります。

このどちらかが非閉塞性無精子症(NOA)の原因である場合には、人工授精で妊娠することはできません。

妻に精子受容障害があるカップル

精子受容障害は、精子が子宮の中に侵入することのできないという障害です。精子受容障害の原因には、子宮頸管の粘液の分泌量が少ない頸管粘液分泌不全、子宮頸管のポリープ、外傷などによる頸管狭窄があげられます。

排卵期に合わせて頸管粘液の量や質を調べる頸管粘液検査、性交後12時間以内に粘液の中にいる精子の状態を調べるフーナーテストによって、原因を特定することができます。

頸管粘液分泌不全の場合には、子宮に直接精子を送り込むことができるので、人工授精が有効な治療法です。

性交障害による不妊と考えられるカップル

性交障害とは、スムーズな夫婦生活ができなくなる障害のことです。夫側におこることもあり、妻側におこることもあります。

男性の性交障害には、ED(勃起障害)、射出障害、うつ病、糖尿病、女性の性交障害には、子宮内膜症、子宮筋腫、膣狭小などによる性交痛といった身体的な原因があげられます。

また、精神的な原因としては、男女ともに、排卵日のプレッシャー、性欲がない、面倒臭い、ストレス、性に関するトラウマ、潔癖症などがあります。

性交障害は、精神的な面から徐々に改善されていくこともあります。ただし、性交障害を改善しようとすることがストレスになることも無いとは言えません。そのようなケースでは、人工授精での妊娠が有効な方法です。

人工授精を成功させるためには?

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人工授精を成功させるためには、人工授精を阻む可能性のある要因をすべて排除してから、人工授精に取り組むことが大切です。

人工授精をしても、妊娠することができない条件があった場合、治療によって改善できることは、治療をする、治療をしても改善する余地がなければ、人工授精ではなく、体外受精に進むといった判断もしなくてはなりません。

人工授精(AIH)で妊娠の可能性が極めて低いカップル

人工授精は、妊娠力が低い精子を、無事に子宮まで送り届ける不妊治療です。ところが、せっかく精子が子宮にたどり着いても、受精できなければ妊娠は成立しません。

その為、人工的に送り込んだ精子を受精させる為には、排卵日を特定できることが必要です。従って、排卵に障害がある場合には、人工授精の成功の確率が低下します。

妻に重度の多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)がある

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、卵胞の成長に時間がかかり、排卵がおこりにくくなる病気です。若い女性に多くみられる症状で、卵巣内の男性ホルモンが多いことが原因ですが、加齢に伴って、症状が進行するという特徴があります。

排卵障害には、排卵誘発剤を使用して、排卵を促す治療法がありますが、重度の多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の場合には、身体への負担の少ない内服薬だけでは効果が出ず、注射による治療が行われることになります。

ただし、この治療法の場合、卵巣に直接強い刺激を与えてしまう為、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)を発症し、重篤な事態に陥る危険もあります。そのようなケースでは、人工授精ではなく、体外受精が安全で、有効な治療法です。

軽度の排卵障害で、内服薬で排卵をコントロールできる場合には、タイミング法も、人工授精も有効な治療法です。

妻に着床障害がある

着床障害は、せっかく精子と卵子が出会って受精しても、着床することができないという障害です。人工授精をしても、着床することができなければ、妊娠することはできません

着床障害を起こす原因には、子宮内膜症、子宮内膜ポリープ、子宮筋腫などによって、着床することを阻まれるケース、子宮内膜に着床に必要なだけの厚さがないことや、黄体機能不全による子宮内膜に問題があるケース、子宮自体が発育不全、又は奇形であるケースが考えられます。

妻が高齢である

妻が35歳以上である場合、人工授精の失敗を繰り返して、不妊治療の期間が長引くことが予測されます。

不妊治療の期間が長引くと、精神的な負担、経済的な負担が大きくなってしまいます。人工授精を阻む可能性のある要因がある場合には、成功の可能性の高い体外受精を選択することが、妊娠の確率を高めます。

人工授精にかかる費用

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人工授精にかかる費用は、病院によって異なります。

1回の治療に対しての費用は、平均して1万円~2万円ですが、その他に、検査や薬の費用が1万円程度かかります。

女性の年齢や状況にもよりますが、1回の人工授精での妊娠の確率は5%~10%、成功するまでにかかる回数は平均して4~6回です。そこから計算すると、12万円から18万円かかることになります。

健康保険と助成金

不妊治療のうち、健康保険が適用される治療は、タイミング法だけです。

そして、各自治体が行っている不妊治療の助成は、ほとんどが体外受精と顕微授精を対象にしています。その為、人工授精にかかる費用はすべて自己負担をしなくてはなりません。

まとめ

人工授精は、1回の治療費にはそれほど高額な必要はかかりませんが、回数を重ねることで、費用が嵩みます。そしてそれと同時に,不妊治療を受ける期間も長引いていきます。

期間が長引くことで、精神的な重圧も増していき、ストレスが不妊治療の成功を妨げるようなこともおきてきます。

検査の結果と、現在の年齢を考え併せた上で、どの方法で不妊治療を進めていくかということを慎重に選択することが、時間と費用の無駄、精神的な負担を軽減することに繋がります。

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