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妊娠中の温泉はOK!ただしこの5つのポイントだけは注意して!

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心も体も癒すことのできる温泉は、誰にとっても魅力的です。妊娠中に温泉は危険だと考えて温泉を我慢している方もいらっしゃるかもしれませんが、いくつかのポイントに気を配れば、安全に温泉を楽しむことができます。

温泉の効果

温泉に出かけると、周囲のきれいな景色や、のんびりした雰囲気の中で、ゆったりと温泉につかるというだけで、心が癒されるものですが、それに加えて、温泉にはそれぞれの温泉の泉質によって、さまざまな効果が期待できます。

泉質による効果の違い

妊娠中におすすめの泉質 ◎
妊娠中には避けたほうが良い泉質 △

妊娠中におすすめの泉質

◎ 単純温泉 泉温が25℃以上、温泉水1kgに含まれる成分が1000mg未満の一般的な温泉で家族の湯とも呼ばれます。温泉によって含まれる成分は異なりますが、成分量が少ないので、湯あたりや肌荒れを起こす心配がほとんどありません。小さな子供やお年寄りでも安心して入浴することが出来る温泉なので、妊娠中でも安心です。自律神経のバランスを整える、精神状態を安定させる、不眠症を改善するといった効果に加えて、pH8.5以上のアルカリ性単純温泉には、肌をすべすべにする美肌効果が期待できます。

妊娠中も大丈夫な泉質

〇 塩化物泉 塩化物イオンが陰イオンの主成分の温泉です。湯冷めしにくいことから、湯まりの湯、熱の湯、塩分による殺菌効果があることから傷の湯とも言われ、日本国内では単純温泉に次いでポピュラーな泉質です。塩化物泉には、海からの塩分が含まれているナトリウム塩化物泉と火山からの塩分が含まれているカルシウム塩化物泉やマグネシウム塩化物泉があり、熱海や伊豆など海のそばにある温泉のほとんどはナトリウム塩化物泉です。リンパや血液の循環を活発にして冷え性や末梢循環障害、便秘を改善する、筋肉の緊張を和らげ、腰痛や肩こりを改善するなどの効果があり、傷や皮膚病を治す効果も期待できます。

〇 炭酸水素塩泉 炭酸水素イオン(HCO3)が陰イオンの主成分の温泉です。肌がすべすべになり、湯上りに清涼感がある為、美肌の湯、美人の湯、清涼の湯とも呼ばれます。冷え性末梢循環障害を改善する効果が期待できます。

〇 硫酸塩泉 硫酸イオンが陰イオンの主成分の温泉です。硫酸塩泉には、血圧を下げる作用のあるマグネシウム硫酸塩泉(正苦味泉)、ナトリウム硫酸塩泉(芒硝泉)、切り傷、打撲などの外傷を治す効果のあるカルシウム硫酸塩泉(石膏泉)があります。それぞれの硫酸塩泉に共通する効果には、冷え性や末梢循環障害の改善うつ状態の改善などがあります。

〇 二酸化炭素泉 二酸化炭素(炭酸泉)が主成分の温泉で、血圧を下げ高血圧や心臓病を改善する作用がある為心臓の湯とも呼ばれます。皮膚から吸収された炭酸ガスが毛細血管を広げて血液の循環を良くするので、冷え性を改善する効果が期待できます。また、自律神経のバランスを安定させる効果や関節痛を和らげる効果もあります。

〇 含鉄泉 鉄分を多く含む赤茶色や黄色の温泉で、貧血、月経障害、更年期障害など女性特有の病気に効果がある為、婦人の湯とも呼ばれます。筋肉や関節の痛みを緩和する効果、慢性湿疹を改善する効果もあります。

〇 放射能泉 ごく微量の放射能ラドンが含まれている温泉で、非常に多くの症状に対して改善の効果が期待できるので、万能の湯とも呼ばれています。冷え性ストレス解消自律神経のバランスを整えるといった効果も期待できます。

妊娠中には避けたほうが良い泉質

△ 酸性泉 水素イオンが含まれている抗菌力の高い温泉で、皮膚病の湯、直しの湯、仕上げの湯とも呼ばれています。アトピー性皮膚炎やトリコモナス膣炎、疥癬などを改善する効果が期待できます。ただし、塩酸、ホウ酸など酸性の物質が多く含まれていること、湯温が高いことから皮膚への刺激が強く、肌に炎症を起こす恐れもあるので、注意が必要です。筋肉や関節の痛み、冷え性、疲労回復、健康増進などの効果が期待できます。

△ 硫黄泉 硫黄が含まれている温泉で、遊離炭酸ガスや硫化水素が含まれていない硫黄型と遊離炭酸ガスや硫化水素を含み、腐った卵のような臭いのする硫化水素型があります。抹消毛細血管を拡張させる作用があり、動脈硬化、高血圧、高血糖の改善という効果が期待できるため、生活習慣病の湯とも呼ばれます。ただし、皮膚や粘膜の弱い人には刺激が強すぎる為、良くありません。妊娠中には臭いで気分が悪くなる恐れがありますね。

△ 含よう素泉 よう化物イオンを含む温泉で飲用した場合には、高コレステロール血症を改善する効果が期待できます。また、保湿効果が高く肌をきれいにする効果、抗炎症作用、抗菌作用がある為皮膚のトラブルを改善する効果があります。ただし、特有の石油のような臭いがするので、妊娠中には気分が悪くなる恐れがあります。

妊娠中に温泉に入るときの5つの注意点

温泉には様々な健康効果や、精神や神経を休める効果がありますが、妊娠中は通常とは違う状態になっているので、安全に入浴するためにはいくつかの注意が必要です。

湯温の高い温泉は避ける

湯温が高いと急激に血流が促進されて子宮を収縮させる恐れがあります。子宮の収縮は流産や早産に繋がってしまうので注意が必要です。温泉によって湯温の設定が違うので、38度程度の湯温の温泉を選びましょう。また、単純温泉などの刺激の少ない泉質の温泉を選ぶことも大切です。

ゆっくり入りゆっくり上がる

妊娠中は貧血気味なので、脳貧血を起こしやすい状態です。血圧を急激に上昇させない為、十分にかけ湯をした後、足の先から徐々にお湯に入りましょう。上がるときは、いきなり立ち上がらず、まず浴槽のふちに腰掛けるなど上半身だけお湯から出し、その後ゆっくり立ち上がるようにしましょう。

長湯しない

長湯も脳貧血を起こす恐れがあります。1回に湯船につかる時間は10分以内にしましょう。また、お湯につかるということは、健康増進、疲労回復とともに、一時的に身体を疲労させるという作用もあります。湯あたりを避ける為に、1回の入浴時間だけではなく、全体としても長時間温泉で過ごさないように気を付けましょう。

足元に気を付ける

浴場の床は温泉成分のせいでぬるっとしているので滑りやすいこと、小さな段差が多いことなどから、転倒し、お腹をぶつけるなどのトラブルにつながる危険があります。特にお腹が大きくなってくると、足元が確認できないので注意が必要です。家族用の貸し切り温泉などを利用すると安心です。

マタニティプラン ホテルや旅館の中にはマタニティプランを提供している施設があります。露天風呂のついた部屋、マタニティ用のパジャマ、多めの枕など、妊娠中であっても心置きなく温泉を楽しめるようなサービスが用意されています。

水分補給

温泉に浸かる前と後には十分に水分を補給しましょう。

温泉に出かけるのに避けたほうが良い時期

本人の体調が良ければ、どの時期に温泉に行っても大丈夫なのですが、トラブルを避けるためには時期を選ぶ必要があります。特に温泉の場所が遠い場合には、安定期を選びましょう。

妊娠初期

妊娠に対して体調がまだ安定していない為、腹痛や出血が起こりやすい時期です。悪阻が始まることに加えて、赤ちゃんの器官形成が行われている為、薬による影響を受けてしまうリスクの高い時期でもあります。この時期に遠い場所ある温泉に出かけ、風邪をひいたりすると薬を服用することができません。自宅の近くに温泉がある場合には、体調の良い日に温泉に行っても問題はありません。

妊娠後期

妊娠後期には、後期悪阻が起こる人がいます。また、早期破水のリスクがあります。流産や早産なってしま恐れがあるので、温泉に行くのは安定期までにしておきましょう。

まとめ

妊娠中の温泉は、体調の良い日に出かければ、とても良い気分転換になります。妊娠によって起きている腰痛や股関節痛を和らげる効果、自律神経のバランスを整え、不安やイライラを解消する効果などが期待できます。長湯をしない、刺激の少ない泉質の温泉を選ぶ、転倒に気を付ける、体調が悪ければ行かないことが、安全に温泉を楽しめるポイントです。ご主人や一緒に、温泉を楽しんで気持ちをリフレッシュしてきてくださいね。

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