妊娠 食事

妊娠初期に気をつけたい病気とおすすめの食事

投稿日:

adobestock_33930025

妊娠初期は、赤ちゃんの器官を形成する為に、細胞が活発に、分裂を繰り返している時期です。4~7週には、頭と胴体が区別できるようになり、手足もでき、心拍が確認できます。8~10週には、内臓が出来上がり、12~14週には、胎盤が出来上がります。

したがって、この時期には、お母さんの摂取する食事の内容が、胎児の発育に大きな影響を与えます。4~10週は、悪阻がつらく、食べられないことも多いかもしれません。しかし、12週を過ぎると、悪阻も治まり始める人が多く、食欲も出てきますので、栄養バランスの調った食事を、摂取しましょう。

特に、タンパク質、鉄分、カルシウム、ビタミンDは、胎児の器機形成の為の大切な栄養素です。また、脳神経や神経管の形成と発達を助けるのは、葉酸です。

必要な栄養素を、バランスよく摂取することに加えて、妊娠中に発症する恐れのある病気を予防しましょう。妊娠初期の食生活では、栄養バランスの調った食事が大切ですが、それに加えて、貧血と、妊娠高血圧症候群に注意することが、必要です。

妊娠初期に注意したい貧血

adobestock_60120341

妊娠中には、鉄分が欠乏して貧血になりがちです。なぜなら、摂取した鉄分が、活発に期間を形成している胎児に吸収されてしまうからです。

鉄分が不足すると、血液中の赤血球やヘモグロビンが減少します。心臓から送り出される血液を、身体中に運ぶ働きをしているヘモグロビンが、減少することによって、全身に酸素が行き届かなくなります。すると、それを補う為に、心臓が過剰に働き、めまい、動悸、息切れ、頭痛といった症状がおきてしまうのです。疲労感や、倦怠感を覚えるのも、酸素不足が原因です。

お母さんの身体が、このような状態になってしまうと、子宮にいる赤ちゃんも、十分な酸素を取り入れられなくなってしまいます。酸素不足になると、早産や、脳障害に繋がる恐れが出てきます。その為、妊娠前よりも、多くの鉄分を摂取することが必要です。

また、この時期に鉄分が不足し、そのままにしておくと、産後の回復に時間がかかったり、母乳が出にくくなったりといったこともおきてしまうこともあります。その為、食事で予防できなかった場合には、内服薬が処方されます。ただ、この内服薬は、胃のむかつきや便秘などの胃腸障害を起こすことがありますので、早めから貧血予防をしておくことが大切です。

貧血におすすめの鉄分補給の食事

adobestock_81854209

ビタミン類、タンパク質、鉄分などが不足し、栄養が偏ってくると、胃腸の機能も低下します。胃腸の機能が低下すると、摂取した食物から必要な栄養素を、体内に吸収することができなくなってしまいます。そして、より栄養バランスが偏ってしまうという、悪循環が繰り返されます。このような悪循環に陥ることが、貧血に繋がります。

貧血の予防の為には、鉄分を含んだ食物に加えて、タンパク質、ビタミン類を摂取する必要があります。また、胃腸の機能を、正常に働かせるためには、規則正しい時間に食事を摂ることも大切です。食生活は、バランスの良い栄養素と規則正しい時間帯の2本立てで充実させましょう。

鉄分を多く含む食品

豚、牛の腿肉、レバー、卵黄などの動物性食品、遠藤、インゲン、大豆などの豆類、小松菜、ほうれん草、ニラなどの緑黄色野菜、レーズン、プラム、栗などの果物、ヒジキ、ワカメ、カツオ、サバ、シジミ、牡蠣などの、魚介、海藻類には、多くの鉄分が含まれています。

そして、鶏ムネ肉、ササミ、マグロ、サンマ、カツオなどの良質なたんぱく質は、鉄と結びついて、鉄分が腸から吸収されることを促します。レモンや、ブロッコリー、赤ピーマンなどに含まれるビタミンCは、鉄を吸収する十二指腸を、鉄を吸収しやすい状態にします。

グレープフルーツやキウイに含まれるクエン酸は、ミネラルを包み込んで、鉄を吸収しやすくする働きをします。その為、良質なたんぱく質、ビタミンC 、クエン酸を含む食品と、組み合わせると、鉄分を効率よく摂取することができます。

反対に、せっかく、鉄分の多い食品を摂取しても、保存料や、嗜好性を高める為の添加物が多く配合されている加工食品を摂取すると、鉄分の吸収が、阻まれてしまいます。加工食品を呼応乳する際には、成分表示を確認し、添加物の多い製品は避けましょう。

その他に、緑茶、紅茶、コーヒー、赤ワインなどに含まれるタンニン酸も、同時に摂取すると、鉄の吸収を妨げるので、食事中には飲まないようにしましょう。

妊娠高血圧症候群の予防は妊娠初期から意識する

adobestock_89747698

妊娠高血圧症候群を予防するためには、体重のコントロールと塩分制限が必要です。妊娠高血圧症候群とは、以前には、妊娠中毒症と呼ばれていた高血圧に伴う蛋白尿が発症する病気で、お母さんの身体や胎児に、悪影響を与えることがあります。

発症する時期は、妊娠20週から分娩後12週までの期間ですが、妊娠初期から、予防しておくことが大切です。

妊娠高血圧症候群が発症する原因は、様々な研究がなされてはいるのですが、現在のところは、まだ、解明されていません。ただ、妊娠15週までに胎盤の血管が正常に作られなかった為、赤ちゃんの発育に必要な栄養や酸素を、送りこもうとする母親の身体に負担がかかり、高血圧がおこってしまうのではないかという説が有力です。

そして、高血圧症候群が発症すると、脳血管障害、常位胎盤早期剥離、HELLP症候群、肺水腫といった、深刻な合併症を引き起こす恐れがあります。

体重をコントロールし太り過ぎを予防

adobestock_91301602

体重のコントロールを気にし過ぎて、栄養不足になってしまうことは、絶対に避けなければいけませんが、適度な体重コントロールは必要です。なぜなら、太り過ぎは、妊娠高血圧症候群を引き起こす恐れがあるからです。

明確な原因が解明されていないとはいえ、BMI 25以上、又は妊娠前の体重が 55kg以上の人は妊娠高血圧症候群になりやすいといわれています。

妊娠すると、お腹の中に赤ちゃんと、赤ちゃんを守る為の胎盤や羊水が存在するので、妊娠前より、体重が増えるのは確かです。とは言っても、妊娠3か月では、赤ちゃんの重さはわずか30グラム、4か月で100グラム程度です。

赤ちゃんは、徐々に成長し、体重も増えていくので、お母さんの体重も増加していきますが、1週間で500グラムを超えないよう、体重のコントロールをすることが大切です。

塩分をコントロールし高血圧を予防

塩分を多く摂取することも、高血圧になる原因です。高血圧の状態が続くと、妊娠高血圧症候群を引き起こす恐れがあるので、特に血圧が高めの人は、注意が必要です。すでに、むくみがある、尿中にタンパクが出ているというような場合には、塩分の摂取を1日10グラム以下に抑える必要があります。

柚子やレモンなどの酸味、ショウガ、シソの香味野菜やハーブ類を使って、薄味でもおいしく食べられるような工夫をすること、味の濃い加工食品や外食を避けることなど、日常生活の中での注意が大切です。

食塩は、小さじ1杯で5グラム、醤油は、醤油大さじ1杯で2,7グラムです。上手に割り振りして、調理すると1日の塩分量を抑えましょう。塩鮭やタラコは、1キレで5グラム前後の塩分量ですので、控えるようにしましょう。

まとめ

adobestock_109095615

妊娠初期は、悪阻がひどく、思うように食事ができない時期もありますが、赤ちゃんが活発に成長している時期でもあります。食べられるタイミングを計って食べることや、栄養バランスをできるだけ整えることを工夫しましょう。悪阻が落ち着いて、食欲が出てきたら、体重の増加や、塩分の摂取量にも気を配りつつ、食事のメニューを考えてください。

 

-妊娠, 食事
-, , , , ,

Copyright© 妊活サプリ人気ランキング!実際に試したおすすめはこれ , 2018 All Rights Reserved.