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妊娠中に気にしてはいけない迷信と意味のある迷信 

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世の中にはいろいろな迷信やことわざがあります。医学的根拠がない、馬鹿馬鹿しいという見方をする人もいれば、なるほど、昔の人の生活の知恵から生まれたアドバイスのようなものなのだなと感じ取る人もいます。ここでは妊娠にまつわる迷信やことわざにはどのようなものがあり、無事に妊娠中を過ごすために役立つようなものはないか確認してみましょう。

気にしてはいけない迷信

迷信やことわざの中には、現代の生活においては時代の変化によって、気にする必要のない内容、反対に守らないほうが良い内容のものがあります。

妊婦は2人分食べろ

昔の日本では、嫁は弱い立場で夫や長男より粗末な食事をする女性も少なくなかったようです。そもそも社会全体が現代のように食べ物が溢れている時代ではなかったので、栄養バランスの良い食事を豊富にとれるは、富裕な人々だけでした。そういう時代に、妊娠した女性には通常よりも栄養のある食事をとるように勧めたのは理にかなっています。けれども現代においては、普通の生活をしている人が栄養失調に陥ることはありません。

反対に、食べ過ぎることが妊娠合併症、妊娠糖尿病などの病気に繋がるということが医学的に立証されています。適切な体重制限をしながら食事をすることが安全な妊娠出産に繋がるので、この言い伝えは、気にしてはいけない種類の言い伝えです。にもかかわらず、日常生活において周囲の人々から、この種のありがた迷惑な言葉をかけられて困っている人もいらっしゃるのではないでしょうか?

特に舅や姑からたくさん食べてと言われ続けると、なかなか断りにくいものです。一緒に住んでいない場合は、その場では素直に食べるようにし、一緒に住んでいる場合は、体重管理が必要である旨を説明してみてはいかがでしょうか?

妊娠中にお葬式に出てはいけない、妊婦が葬式を見るとその児に痣が出来る

妊娠中に身近な人がなくなって、お葬式にでなくてはならなくなった際に、この迷信が気になってしまう方もいらっしゃることと思いますが、心配することはありません。昔は、お葬式は家ですることが多かったので、土間など冷える場所で大人数の食事の支度をするなど、女性はそのお手伝いが大変でした。

また、お葬式中は、暖房のない場所に長時間正座しなくてはなりませんでした。そのようなことから、身体が疲労したり、冷えたりしてしまうので、お葬式に出てはいけないと言われていたのではないかと思われます。現代ではお葬式はたいてい斎場で行われますから、身体を冷やすこともなく、お手伝いをすることもないので心配ありません。

タコやイカを食べると、胎児が吸い付いて難産する、妊婦がタコの足を食べると子供の前髪がちぢれる、

タコやイカは消化が悪いので、悪阻の時や、妊娠後期に食事がとりにくくなる時期などには避けたほうが良いという程度のことです。反対に悪阻で食事の好みが偏りタコやイカのお寿司なら食べられるというような時に、気にして我慢することはありません。

気にする必要のない食べ物に関する迷信には、妊婦が兎を食べると兎唇の児が生まれる、妊婦が蟹を食べると六本指の児が生まれる、妊婦が家鴨の肉を食べると家鴨の足がはえる、妊婦が二股大根を食べると双児が生まれるなど地方によってさまざまなものがありますが、どれも気にする必要はありません。

産む前に産着を縫うな

イギリスにも生まれる前に赤ちゃんのおもちゃを用意してはいけないという言い伝えがあります。どちらも同じように、早くから赤ちゃんへの期待を高まらせすぎると、流産などが起こってしまったときに受けるショックが大きくなるからということなのではないかと考えられます。

日常生活に生かせる迷信や言い伝え

迷信、言い伝えの中には妊娠中の女性への戒めや助言のような内容のものもあり、日常生活に役立たせることができます。

火事を見るとアザのある子が生まれる

実際に火事を見たからと言ってアザのある子が生まれるわけはありません。妊娠中には危険な場所に行かないようにということと、胎教のためにショッキングな場面を見ないようにという意味があると考えられます。

妊娠中に転んだらアザのある子が生まれる、妊婦が転ぶとへその緒が胎児の首に巻き付く

妊娠中、特にお腹が大きくなってからは、足元が確認しにくくなり、躓いたり転んだりしやすくなってしまいます。通常の状態であればたいしたことはなく済むようなことが、妊娠中には流産や早産に繋がってしまうこともあります。その為、日常生活の中での行動には十分注意するようにという意味があると考えられます。

秋ナスは嫁に食わすな

ナスは体を冷やす食材です。体の冷えは妊娠前であれば不妊に、妊娠中であれば、流産や逆子の原因になってしまいます。そのため、身体を冷やさないようにという配慮から言われていたことなのではないでしょうか?妊婦が横ムシロに寝ると唖の児が生まれるなど、他にも体を冷やさないようにという意味のことわざがあります。

妊婦が油気のものを食べると胎毒の児が生まれる

油分の多い食物を摂取すると、母乳の出が悪くなったり、急性膵炎を起こしたりします。さらに現代では生まれてきた子供がアトピーになりやすい、がんを発症しやすいというような研究報告もあります。昔の人は油分の多い食物を摂取することが、母体にも子供のも良い影響を与えないということが生活の知恵としてわかっていたのでしょう。

妊婦が卯の花をまたぐと流産する、妊婦が砥石をまたぐと砥石が割れる、妊婦が土瓶に口をつけて水を飲むと兎唇の児が生まれる

この他にも、妊娠した女性のお行儀の悪い行動に対する戒めのような言い伝えはたくさんあります。不用意な行動、お行儀の悪い行動をしてアクシデントをおこないように気をつけなさいということなのでしょう。

産後は目を使いすぎると悪くなる

すでに出産を経験された方の中には、産後視力が落ちた、運転中に目がかすんだことがあるなどといった経験をされた方もいらっしゃると思います。産後には、妊娠中や分娩時の疲労、育児による睡眠不足などから、眼精疲労を起こし、一時的に視力が落ちてしまうことがあります。この時期に、根を詰めて針仕事などをすると、視力に低下が一時的なものではなくなってしまう為、産後は目を使いすぎないようにというアドバイスだと考えられます。現代では産後すぐに針仕事をする人はいないと思いますが、スマホやパソコンなどに使用には注意が必要です。

胎教と結びつく迷信や言い伝え

妊娠中はお腹の中にいる赤ちゃんに悪影響を与えないよう、清く正しい生活をするようにと教えるような迷信やことわざもあります。江戸時代に書かれた胎教の指南書にも、日々の生活を正直で慈悲のある心で過ごすようにという件があるように、昔の人は妊娠中の心の持ちようが赤ちゃんの性格に大きな影響を与えることを迷信や言い伝えにしていたのではないでしょうか?

妊婦が泥棒をすればその子が泥棒になる、人につばきをかけると歯の悪い子を産む、妊婦は殺生をしてはいけないなど、妊娠中ではなくても、人として行うべきではないような行動ですが、妊娠中には時に品行方正に過ごして、子供に悪い影響を与えないようにしましょうという意味だと考えられます。

まとめ

時代が変わったことで、無意味になってしまった迷信や言い伝えもあります。気にする必要のない迷信に振り回されて、不安になる必要はありませんが、転ばないように気をつける、身体を冷やさない、胎教に良い行動をする、産後は目をいたわるなど、現代の私たちにも十分役立つ迷信や言い伝えもあります。なるほどと思ったことは、日常生活に活かしてみてください。

 

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