悪阻(つわり) 妊娠3か月

妊娠三カ月は悪阻のピーク?身体の変化と注意点など

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妊娠3か月とは、妊娠8~11週にあたる時期です。妊娠超初期とは違った身体の変化がおこり、悪阻が重く、つらい時期でもあります。身体の中では、どのような変化がおこっているのか、またこの時期に過ごすにあたって、注意しなくてはならない事について、確認していきましょう。

妊娠三カ月目に起こる身体の変化

外的な変化としては、ウエストが太くなる、乳頭が大きくなる、乳輪が拡がるなどの乳房の変化がおこり、身体の中では、子宮が大きくなり、完成する14~16週に向けて、胎盤が形成されていきます。

その身体の内部の変化によって、母親の身体には、様々な不快な症状がおこります。快適に過ごすために、それぞれの症状に適切に対処しましょう。

悪阻がピークの時期

妊娠3カ月目で、最もつらい症状は悪阻です。時期や症状の重さには、個人差がありますが妊娠した人のうち半数から8割近くの人におこる現象なので異常なことではなく、心配はありません。

悪阻の原因は?

妊娠によってエストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)が増加し、第4脳室底にある嘔吐中枢を刺激することやプロゲステロンが増加して、消化管の蠕動運動を低下させることが、原因の一つとして考えられています。

その他には、受精卵に対して身体が拒絶反応を起こしている、身体の急激な変化で自律神経のバランスが乱れている、体内にある老廃物や毒素を排出しようとしているなども原因であると考えられていますが、悪阻の原因は明確には究明されていないというのが現状です。

悪阻の症状

むかむかする、吐き気がする、嘔吐する、食の好みが変わり、食べられないものが増える、特定の食べ物しか食べられない、空腹になると、吐き気に襲われる、今まで気にならなかった匂いが、我慢できなくなるなどの症状が起きます。人によっては、いくつもの症状が、重複して発生することもあります。

悪阻が辛い時の対策

悪阻の症状がひどい時は、無理に食べようとせず、食べられるものだけを、少しずつ小分けにして、食べましょう。

この時期に、赤ちゃんが栄養不足になるのでは?と心配して、無理に食べる必要はありません。お母さんの身体には、十分な栄養が蓄積されています。赤ちゃんは、その栄養を糧にできます。

匂いが気になる場合、匂いを抑える為に、食物を冷やして食べてしまいがちですが、冷やした飲食物は、内臓を冷やしてしまい、母親の身体にも、胎児にも悪影響を与えてしまいます。できるだけ常温、又は常温以上で食べるようにすることが必要です。

妊娠悪阻の場合は病院へ

嘔吐がひどく、脱水症状を起こしているような場合には、さらに重症化する恐れがあります。重症化すると、肝臓や腎臓の機能障害、意識障害などがおこり、重篤な事態になる恐れがあります。

頻繁に嘔吐し、水を飲むこともできないというような状態になった時には速やかに受診する必要があります。

腰痛、股関節痛を感じる

腰痛、股関節痛の原因

妊娠3か月に入ると、子宮は握りこぶしほど大きくなります。子宮が大きくなると、子宮と骨盤の間の靭帯が引っ張られる為、腰や、股関節の周辺に、痛みが発生することがあります。

腰痛、股関節痛の対策と予防

妊娠前から、日常的に筋肉を鍛えていた人には、起こりにくい現象なので、妊活を始める前から、軽い運動をしておくと予防できます。

痛みを抑える為には、寝る時に、お尻の下にバスタオルを8つ折りにした程度の高さの薄いクッションをあてる、ゆっくり入浴する、痛みが出ている場所をストレッチするなどの方法があります。

肌荒れ、妊娠性肝斑が出やすい

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肌荒れ、肝斑などの原因

プロゲステロンの分泌が増え、ホルモンバランスの変化する為、吹き出物ができたり、シミやソバカスが濃くなったりします。また、妊娠性肝斑ができる人もいます。

肌荒れ、肝斑などの予防と対策

紫外線を防ぐこと、ビタミンCを摂取すること、ストレスを溜めないことがあげられます。

日焼け止めクリームを塗る、外出時には、帽子や日傘を使うなど、紫外線を予防する工夫が必要です。ただし、肌がデリケートになっているので、刺激の強い製品は避けるようにしましょう。

メラニン色素を抑える効果のあるビタミンCは、ブロッコリー、ホウレン草などの野菜や、柑橘類に多く含まれています。食事のメニューに豊富に取り入れるとともに、フルーツを積極的に食べましょう。

内服薬としては、トラネキサム酸が有効ですが、妊娠中に服用するのは、控えた方が無難です。妊娠性肝斑は、時期が来れば、自然に治ります。気にして、ストレスを増やさないようにすることも大切です。

ひどい吹き出物や湿疹、かぶれがおきてしまった場合には、まずかかりつけの婦人科の医師に相談しましょう。市販の薬を使用すると、胎児に有害な成分が配合されている恐れがあります。

妊娠三カ月は胎児が人間らしい姿に変化する時期

母親の身体の変化とともに、お腹の中の赤ちゃんも、成長し続けています。悪阻でお母さんが苦しむ妊娠3か月という時期は、胎芽だった赤ちゃんが、次第に人間らしい姿に変化し、胎児になる時期でもあるのです。胴体、手足などができ、まぶたなどの細かい期間も、次第に形成されていき、5センチから8センチくらいに成長します。

妊娠3カ月目は、妊娠期間の中で、最も目覚ましく胎児が成長する時期で、性別の区別もつきます。そして、母親はまだ感じ取ることができないものの、赤ちゃんは少しずつお腹の中で動き始めます。

妊娠三カ月のときに注意したいこと

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食生活に気をつける

この時期は、赤ちゃんがぐんぐん成長する時期ですので、食べられる時には、栄養バランスの調った食事を摂取しましょう。

鉄分

赤ちゃんが、成長する為には、たくさんの鉄分が必要です。その為鉄分は、お母さんの身体を貧血から守る為と、赤ちゃんの成長の為に、重要な栄養素です。

レバー、赤みの牛肉などの肉類、加熱した牡蠣、イワシなどの魚介類、小松菜、ホウレンソウ、カボチャなどの野菜類などをバランスよく組み合わせて、摂取しましょう。

タンパク質

器官形成期である妊娠3カ月目には、必須アミノ酸を含むタンパク質を摂取することが必要です。

ビタミンBを含み、脂肪の少ない高タンパクな食品、鳥のささみ、ツナの水煮、ブタひれ、鯖、カツオなどの魚介類、大豆製品などをバランスよく組み合わせて、摂取しましょう。

炭水化物

赤ちゃんの発育を助ける炭水化物も重要です。全粒穀物のパンや、パスタ、じゃかいもなどのゆっくり吸収される複合炭水化物には、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。

ただし、栄養価が低く、太りやすいお菓子や果物に含まれる砂糖や果糖といった単一炭水化物は避けましょう。

脂肪

赤ちゃんの脳や網膜の発達をサポートするDHA(オメガ3不飽和脂肪酸:ドコサヘキサエン酸)もしっかり摂取しましょう。イワシやマグロ、サンマなど魚類、ナッツ類に含まれています。

カルシウム

赤ちゃんの丈夫な歯や骨を形成するカルシウムを十分に摂取しないと、お母さんの身体から、カルシウムが、吸収されてしまいます。

大豆製品、ヒジキ、イワシなどの魚介類、乳製品を食事メニューにバランスよく取り入れましょう。

まとめ

妊娠安定期に入るまでのこの期間は、体調の変化が次々に訪れ、悪阻も重いので、大変な時期です。

食べられない時には、無理をしないこと、ただし、水分の補給だけは、忘れないようにしましょう。食べられる時には、栄養バランスが偏らないよう、食事メニューを工夫することが大切です、

体調の辛さから、思うように事が運ばず、ストレスが溜まりやすい時期でもあります。ゆったりした気持ちで過ごすことを心がけましょう。

 

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